blogに関する調査研究
99H035 荻原 進
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はじめに
研究内容
膨大に情報量の増えたWeb、その中から閲覧者にとって有意義な情報を素早く知るための一つの方法としてblogが挙げられる。本研究はそのblogに関する調査研究である。
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blogとは
Weblogの略で、アメリカで話題となっているサイト形式である。NCSAの「What's New Page」の流れを組むサイト形式で、1997年頃から増え始めた。現在ではblogの定義が広がっていて、狭義のblogと広義のblogに分類される。
狭義のblog
リンクと共に注釈を添える形式の更新頻度の高い個人のサイト。
広義のblog
リンクを多く含む更新頻度の高い、日記サイト・*テキストサイト・個人ニュースサイト。
*テキストサイトとはコラムやエッセーを掲載するサイトである。
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blogの分類
Techblog「技術系blog」
Web・PC・テクノロジーに関する情報を扱うblogサイト。
War blog「テロ・戦争に関するblog」
2001年9月の同時多発テロ以降に増加した、テロ・戦争に関する情報を扱うblogサイト。
Diary「日記系blog」
日々起こった事を書き連ねるblogサイト。
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blogサイトの形式
filter
blogサイトの管理者が、Web上の興味を持ったページへのリンクをサイトの名と共に日々書き込むサイト形式である。
(狭義の)blog
「filter」の形式でリンクに注釈の文をつけた形式である。
notebook
日記やコラム・エッセー・ジャーナルの様に文を書き連ね、その文中からリンクを貼る形式である。
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日本Weblog学会におけるblogの定義
- 興味深いコンテンツをリスト化し個人的注釈(批評)付きでリンクし、テキストが定期的に更新されるサイト
- 下位概念としてニュースサイト、テキストサイト(娯楽性・読み物性)、Web日記(記録性・身辺雑記系)
日本Weblog学会発起人である、静岡大学情報学部赤尾晃一教授によるblogの定義。
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blog作成支援ツールについて
Blogger
著名なblog作成支援サービス。CGIを自分のサイトに置くのではなく、Bloggerサイトで書き込んだ内容を、あらかじめ設定したテンプレートを元に自分のサイトにFTPで自動的にプットする。
Movabletype
Blogger同様、レイアウトの自由度が高く、人気がある。こちらは自分のサイトにCGIを置く。まだ日本語環境での安定度は高くない。
tDiary
Web日記作成支援CGI。日々の日記ごとに読者によるコメント投稿ができる。
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blogを利用するメリット・デメリット
- メリット
- Webという膨大な情報の整理。
- blog作成支援ツールを使用することによる、管理者の手間の削減。
- デメリット
- blogサイトは多くのWebページの情報を扱うため、情報の信頼性が低い場合がある。
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blogの教育・コミュニケーションへの利用
コーチング
blog作成支援ツールを使うと記事ごとにコメントを投稿する事が出来る。議題とする記事を投稿し、その議題に対する質問を投稿し、管理者が質問に答える。
学級管理の道具としてのblog
学生への課題や情報の記事を投稿し、その記事の資料に関するリンクを添えるなど、学生への情報の掲示に用いる。
Track Backによるサイト間コミュニケーション
一部のblog作成支援ツールにはTrack Backという機能がついている。この機能は、自分のblogサイトの記事を他のblogサイトが引用した場合、どこから引用されたか通知するという機能である。この機能を用いることによって、サイト間コミュニケーションを取ることが可能である。
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blogの今後の展開と応用についての考察
既存メディアの補完としてのblog
blogサイトではニュースに対する議論があるため既存のメディアのニュースを要約・解説するといった役割を担うと考えられる。
携帯電話から記事を投稿するMoblog
現在携帯電話からblogの記事を投稿するMoblogが実験的に試されている。ニュース系のblogには、速報性が非常に重要であるため、非常に有用であると考えられる。
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まとめ
NCSAによる「What's New Page」から始まり、今日に至るまで、blogサイトは大幅に増加した。それは簡単に使えるblog作成支援ツールの存在と、膨大に増えた情報を整理するという需要があったためである。よって、将来さらに情報量が増えるにつれてblogサイトは必要不可欠なものになると考えられる。
blogの教育・コミュニケーション利用に関しては、現在一部では行なわれているが、まだまだ試行錯誤が必要であると考えられる。
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