演習室利用率チェックに関する研究

96H090 中沼 崇

はじめに

コンピュータ演習室の管理者はクライアントマシンの故障など利用者に不都合な問題を早急に見つけなければならない。だが、演習室が大規模になると管理者の目が全体に行き届かなくなる。そこで、管理者が不具合のある可能性の高い長い間使われていないクライアントマシンを見つけやすくすることが大事である。

また、演習室には混雑している時間帯や曜日などがあり、その利用状況を演習室の利用者に知らせることによって、利用者に無駄足を踏ませることが少なくなる。空いてる時間を知らせることによって効率的に利用者の分散化を図ることができる。

研究内容

演習室の管理を少しでも楽にするために、故障など不具合のあるクライアントマシンを楽に発見したい。 そこで、不具合のある可能性のあるクライアントマシンを探し出す手段として、長期間使われていないクライアントを探すこととした。長期間使われていないということは故障等の不具合がある可能性があるからである。

また、演習室がいつも混雑している場合などは、利用率を見ることによってクライアントマシンの増加を検討する材料にもなりえるし、演習室の利用状況を公開することによって、利用者は比較的空いている時間を選んで演習室を利用することが出来る。

今回用いた手法は演習室のネットワークを用い、クライアントマシンが正常に動作しているか確認することである。まず、演習室のネットワークからクライアントマシンが起動しているかに否か確かめることが必要である。その手段としては極力ネットワーク負荷の低いものにしなければならない。また、日常的な利用状況を調べる一環として、誰がどの程度コンピュータ演習室を使っているか調べたい。具体的な手法としては見やすくリスト化した利用状況をweb上で定期的に更新し、これを公開する。そして一定時間ごとに利用者や利用端末を集計し、利用率を求める。これを見ることによって一目で長期間起動していないクライアントマシンがわかる仕組みである。

まとめ

本研究で演習室外部のインターネットでWebが閲覧できる環境から、演習室に現在どの程度の利用者が居るかわかるようになった。またその端末を使っているユーザー名もわかるようになった。今後は利用者にとって使いやすいよう、携帯電話やノートパソコンなどe-mailの送受信が出来るモバイル端末から利用状況がわかるようにすればさらに使い勝手が良くなるものと思われる。また、管理者にカスタマイズしやすいようにすることと、表示画面を見やすくすることが課題である。

問題点としてこのシステムではネットワーク負荷の最小限とするためリアルタイム性は若干犠牲になる。 crontabやrwho、arpを利用している関係上、完全にリアルタイムに利用状況を表すことが出来ないためである。